章姫(あきひめ)

「章姫(あきひめ)」は、「久能早生」と「女峰」を交配して、静岡県の萩原章弘氏が育成したイチゴです。1992年(平成4年)に品種登録されました。章姫の「章」は、育成者の名前にちなんでいるそうです。ちなみに萩原章弘氏は章姫の母親である久能早生の育成者でもあります。
章姫は果実が長めの円錐形をしているのが特徴。ほとんどのイチゴは横幅のある円錐形ですが、章姫は縦長の円錐形です。果皮は濃橙赤色で、果実は少しやわらかめで口当たりがよく、果汁も豊富。酸味が少なく甘味をしっかりと感じられるイチゴです。